第157回・森で遊ぶ会(井川・大日峠)実施報告

日時: 平成30年10月23日(火) 8時~17時

場所: 井川・富士見峠~大日峠

参加者: 合計43人 (男性・5、女性・38)

担当幹事: 小嶋、中川

アシスト会員: 朝比奈、越智、小久保、高橋

概況:

  • 今回は井川の富士見峠までバスで登り、ここから尾根伝いに大日峠までの遊歩道を周回するコースを選んだ。部分的にアップダウンはあるが、標高が1000mほどに位置するなだらかな尾根道だ。往復で1時間半足らずのコースタイムの所を、昼食を挟んで4時間かけてゆっくりと歩いた。
  • 大勢の参加者が集まり、インストラクターも含めると49席の大型バスが満席なる大所帯になった。全体を4班に分け、それぞれに1~2名のインストラクターを配置して観察行を行った。
  • 天候は曇り空で、徐々に下り坂の予報。案の定、昼食後にはぽつぽつと小雨も降り出すあいにくの条件だった。ただ植物の観察には支障無く、コース沿いでは秋の野の花や色づいた木の実をいろいろ見ることができた。落ちた枝葉や木の実を拾い集めたり、ルーペで覗いて鑑定したりしているうちに、どんどん時間が経ってしまった。
  • 色とりどりの「紅葉」観察を期待した観察会だったが、あいにく紅葉には未だ早かった。下見でそれが分かっていたので、今回は代わりにキノコに注目してもらった。スギ、ヒノキの人工林が多い「キノコ貧国」の静岡県の中で、モミやミズナラ、ブナなどが生えるここ井川の尾根道では、いろいろなキノコが見られる。下見で見かけたキノコを予め資料にまとめ、参加者に配付した。クリタケなどの食用キノコもいろいろあって、ふだん野性キノコには縁がない参加者を喜ばせてくれた。結果的に、紅葉ならぬキノコで盛り上がった観察会になった。

詳しくはこちら ⇒ 森で遊ぶ会(井川・大日峠)20181023_実施報告

キノコの解説資料 ⇒ 井川大日峠のキノコ

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