第162回・森で遊ぶ会(小田貫湿原)実施報告

日時: 令和元年5月13日(月) 10時~15時(現地)

場所: 静岡県富士宮市 田貫湖と小田貫湿原

参加者: 合計34人 (静岡市・26、藤枝市・7、島田市・1)

担当幹事: 青野、小久保

アシスト会員: 越智、小嶋、杉山、高橋、中川

概況:

  • 小田貫湿原については、昨年7月にも森で遊ぶ会を行っている。前回は湿原の草花を見るのが主眼だったが、今回は「野生のツツジなど、今度は樹の花を見に行こう」という触れ込みで参加者を募った。
  • 天候は午前中が晴れ~薄曇り、午後からは所により小雨の予報だったが実際には雨にも降られず、散策にはちょうど良い条件だった。参加者は3班に分かれていただき、それぞれにインストラクター会員を2~3名ずつつ配置した。
  • 田貫湖北岸でバスを降り、すぐに班ごとに林道を小田貫に向かって歩き始めた。歩き始めから早速林道脇の色々な樹木の観察で盛り上がった。林道脇と小田貫湿原脇の林を中心に、種々の樹木が観察できた。特にこの地域でしか見られないカナウツギ、ハコネグミ、アシタカツツジなどが今回の目玉だ。
  • 花のみられたものは、ハコネグミやアシタカツツジの他、ドウダンツツジ、サラサドウダン、ベニドウダン、それにハナイカダ、ヤマグワやズミの花も咲いていた。一方でミツバウツギ、イボタノキ、サワフタギ、ヤブデマリなどは花芽がついていいたものの、まだ開花はしていなかった。ミツバツツジ類はもう花が終わっていたので、皆同時に見るというのもなかなか難しい。
  • 田貫湖畔に戻って昼食の後、湖畔の樹木観察しながら湖の西岸を半周した。ここではスノキ、コクサギ、ツクバネウツギなどの花を見たり、シデ類の葉の違いを学習したりした。
  • 運良く天候にも恵まれ、また約束通り野生のツツジ類を始めいろいろな樹の花を見ることができ、皆さんに満足していただけた観察行になったと思う。

詳しくはこちら ⇒ http://shinrinshizuoka.com/wp-content/uploads/2019/05/第162回森で遊ぶ会(小田貫湿原)・実施報告書.pdf


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