第165回・森で遊ぶ会(蔦の細道)実施報告

日時: 令和元年10月16日(水) 10時15分~14時45分

場所: 静岡市葵区宇津ノ谷地区 蔦の細道~明治のトンネル

参加者: 男性6人 女性18人 合計24人

担当幹事: 青野、杉山

アシスト会員: 中川、高橋、小久保、小嶋

概況:

  •  何故か、天気予報どおりの空模様ではなく少々心配であったが、3班に分かれたグループは古道歩きに順次出発した。蔦の細道の静岡側は“シダの細道”と言ってよいほど色々のシダがあり、クルマシダ、フモトシダ、ミゾシダ、ベニシダ、シケチシダ、ヘラシダ等が見られた。
  •  林床に沢山生えているヤブミョウガとハナミョウガは一見似ているが比べてみると案外違うこと、ヤブミョウガの実を割って中の小さなタネを拡大して見るとまるでコンクリートブロックのようで面白いこと、ミズヒキの小さな花もしげしげと見ると意外に綺麗なこと、などなどをじっくり観察してもらいながら歩いた。
  •  そうこうしているうちに、かなり急登の静岡側の坂道を難なく登ることができた。在原業平の歌碑がある峠で一休み、あいにく富士山は見られなかったが心地よい風に出会うことができた。
  •  岡部側への下りは台風による大雨の影響で道に水が流れているところもあり、注意して下った。こちら側には名前の通り蔓植物が多く、アマチャヅル、アオツヅラフジ、キヅタ、フウトウカズラ、更にヤブマメやノササゲなどを見ながら歩いた。中でもカラスウリ、スズメウリの実が人気で、「飾りに」と言ってぶら下げて帰った人もいた。
  •  観察会では味覚体験も欠かせない。イヌマキの実、ヤマノイモのムカゴ、ムクノキの実などを体験してもらい、更にまだ未熟だったが林床一面にあるフユイチゴは、その実を集めてジャムにすると美味しいことも知ってもらった。
  •  天候も暑くもなく寒くもなく、古人が心細く通った細道を楽しくにぎやかに通ることができた。珍しい植物や美しい花々が見られた訳ではないが、一見何もない林の中やゴチャゴチャした薮の中でも、注意深く見ると色々面白い気づきがあることにも目を向けてもらえたと思う。

詳しくはこちら ⇒ http://shinrinshizuoka.com/wp-content/uploads/2019/10/第165回森で遊ぶ会実施報告.pdf


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