第177回・森で遊ぶ会(静岡市・城北公園)実施報告
日時: 令和3年4月22日(木) 10時~12時
場所: 城北公園(静岡市葵区)
参加者: 合計 29名(静岡市 25、藤枝市 4)
担当幹事: 杉山、早川
-
アシスト会員: 青野、大石、越智、小久保、小嶋、高橋、中川、矢下
実施状況:
-
ちょうどヒトツバタゴの花が見頃になる時であり、またコロナ禍の状況に鑑み現地集合出来る場所で、ということで静岡市の城北公園での観察会を企画した。
-
城北公園といえばこの時期、ヒトツバタゴの話題が新聞に必ずと言っていいほど紹介される。その通り、前日の朝刊に見頃を迎えたことを伝える記事が載った。人出が増えないかと心配する中での開催となった。
-
風も無く、うららかな春の日差しのもと、当日参加も含め29人の参加となった。今年はきっと開花が早まるだろうと予想し、例年の満開時期より10日以上早く観察会の日を設定したがドンピシャだった。こぼれ出るように咲いた満開のヒトツバタゴの花を、皆さんにたっぷり堪能していただいた。
-
参加者には4班に分かれていただき、それぞれに2名ずつのインストラクターがついて園内を歩いた。無論、花を愛でるだけでなく公園内で見られる樹木や草花をくまなく見て回り、各インストラクターがそれぞれの持ち味を生かしてそれらを解説した。例えばヒトツバタゴには雄花と雌花があるが肉眼では識別困難、花を分解してルーペで見ると初めて違いが分かることを見ていただいたりした。
-
植物の形態的な特徴にとどまらず、名前の由来から歴史との関わり、更にはそれらの利用法や薬効など、解説は多岐に亘った。また植物ごとに異なる「生きるための知恵」に触れたり、季節季節で異なる樹木の表情に思いを馳せていただいたりした。
-
穏やかな天気と満開の花、好条件にも恵まれ参加者には大いに楽しんでいただけたものと思う。各班の様子やスナップ写真は、次のファイルをご覧下いただきたい。
詳しくはこちら ⇒ http://shinrinshizuoka.com/wp-content/uploads/2021/04/第177回森で遊ぶ会(城北公園)・実施報告書.pdf