2026年・子ども樹木博士認定会(美術館の森)実施報告

  1.  実施日時   令和8年8月11日(火) 9時30分~12時
  2.  実施場所  静岡県立美術館周辺の森(観察)、県立中央図書館(試験会場)
  3.  参加講師名  森林インストラクターしずおか
    • 主担当:   大石、杉山
    • アシスト: 青野、越智、小長井、中川、早川
  4.  参加者 受験者(子ども)15人(うち、未就学児3人)、保護者 14人
  5.  募集方法 静岡市広報、子ども会とボーイスカウトへ口コミ、森林インストラクターによる口コミなど
  6.  実施状況   

台風15号が接近し天候が心配だったが、その心配をよそにさほど暑くもなく好天に恵まれた。 出題数は昨年より出題数を増やし20問とした。「樹木に親しむきっかけになり、楽しく学ぼう。」という趣旨は変えず、さらに上位の段を目指してもらう意味で変更したものだ。

 参加者には、このコースで見られる52種の樹木を解説した冊子と、そのうちから課題木とするものを選んでワークシートにした資料とを手渡し、まず最初に実際にそれらの樹木を観察して歩いた。課題木としては、小学生以上は20種、未就学児は6種を選んでワークシートにした。そこでは葉や樹皮、果実などの形態的特徴、香りや硬さ、何に利用されているか、名前の由来などを判り易く説明した。  

 観察の中では、特に植物がなぜ花を咲かせて実を結ぶのか、なぜ蜜を出すのか、なぜ実や体の一部の色を変えるのかなどをその意味も含めて解説した。植物が昆虫や鳥など他の生物との間で、それぞれに深い関係を築いている事を知ってもらうことが狙いだ。子ども達は、サクラの花外蜜腺やクスノキのダニ部屋、イチョウの葉脈などをルーペで見て確認し、初めて知った植物の構造など驚いた様子だった。関心の高い子供はメモを取ったり、写真に収めたり、覗き見るように観察したり、こちらがつい微笑んでしまう光景が見られた。説明する側の熱意が伝わって良かった。保護者まで関心を示しあれこれ質問をしてくれるようになった。  

 観察の後は、いよいよ試験だ。図書館に会場を移し、しばし休憩した後で試験に臨んだ。どの子たちも真剣に取り組み、ワークシートのヒントや実物を見ながら、インストラクターの解説と照合しつつ回答を記入していった。   

 採点の時間を利用して別室で木の実を使った工作も楽しんでもらった。子供達は木の枝、ドングリ、松ボックリ、各種の木の実などの材料を選び、グールガンを使って木の台座の上にそれらを固定して行く置物作りに挑戦した。グルーガンの扱いが難しい小さい子には、それぞれお父さんやお母さんが作品作りを応援した。その後組み上がった置物にマジックで色塗りすると、それぞれ自分なりの作品が出来上がった。そして子ども達は、自慢げに大切な作品を持ち帰った。

 そして最後に試験結果の発表だ。 結果は15名の受験者中、最高位の2段が9名、初段が3名、5級が3名だった。それぞれに当会理事長から認定証が手渡された。

詳しくはこちら ⇒http://shinrinshizuoka.com/wp-content/uploads/2026/08/R8年子ども樹木報告書.pdf
今回使ったワークシート ⇒ http://shinrinshizuoka.com/wp-content/uploads/2026/08/R8ワークシート.pdf

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