NPO 森林インストラクター しずおか
やまがしごとの会

 静岡市の後援を得て,今年から実施する新しいメニューです。
 これまで森に親しむことを主として“森で遊ぶ会”を開いていましたが,もう一歩進めて山村の仕事を楽しく体験して,山村や林業を理解していただくための催しです。
 美味しい空気を吸って,気持ちのよい汗を流しませんか? お土産も出来るよ

平成20年度
曜日 場所 体験内容
20 静岡市葵区南沼上 竹林整備と竹の子掘り


平成19年度
曜日 場所 体験内容
21 竹林整備と竹の子掘り
静岡市梅ヶ島・戸持 お茶摘体験V


平成18年度
曜日 場所 体験内容
14 静岡市谷田 有度山県有地 竹林整備
15 静岡市梅ヶ島 戸持ち地区 お茶摘体験
24 静岡市玉川 枝打ち体験



参加者募集中



これまでの催し



第12回 やまがしごとの会   あさはたの竹林整備と竹の子掘り   4月20日(日) 静岡市葵区南沼上
日時:4月20日(日) 9:30〜14:00
◆場所: 静岡市葵区南沼上 流通センター奥「ゆらら」西側の竹林
 天候にも恵まれて参加者33人が、春の一日、竹の子堀りと竹林整備の「やまがしごと」にいい汗を流しました。
 竹の子を見つけ苦労してようやく掘りあげると歓声が・・・たくさんの収穫がありました。
 昼食時、切った青竹を鍋の代わりにして、火にかけ味噌汁を作って味わいました。
 また、採ったばかりのタケノコを皮つきのまま焼いて、山椒味噌であつあつを頂き、春の味を堪能できました。
 午後は、竹の利用「民具」に想いをはせ、火吹き、もじり、ざる、自在かぎ、茶せんなど実物を見て触って先人の知恵と技に感服しました。
 引き続いて工作の時間。今、割り箸からマイ箸に・・・をモットーに、竹の箸づくりを。また竹で作った花器に野の花を摘んで生け、かわいい素敵な作品つくりました。
           〜〜〜〜竹林のめぐみに感謝!〜〜〜〜〜
   

   

   



第11回 やまがしごとの会   お茶摘体験V   7月7日(土) 静岡市梅ヶ島・戸持
◆日時:7月7日(土)
雨天のため中止になりました。


第10回 やまがしごとの会   あさはたの竹林整備と竹の子掘り   4月21日(土) 静岡市葵区南沼上
 竹林の拡大が問題視されている昨今ですが、この南沼上の竹林も例外ではなく、もとは茶畑や栗林でしたが、持ち主が高齢のため、また農業の後継者もないため、放置されました。すると、たちまち隣地の竹が侵入し、陽の入らない暗い竹林と化してしまいました。
 そこで、やまがしごとの会では、明るく美しい竹林をめざして、タケノコ掘り、竹の伐採を体験。自然の中で、みんなで楽しみながらいい汗をかきました。心も体もリフレッシュでき、タケノコという恵みもいただいて参加者全員とても満足そうでした。
 お昼には,竹筒ごはんと竹筒みそ汁を堪能し,自然観察や竹笛,竹とんぼ,花器などを作って楽しみました。
 当日の様子は,翌日の静岡新聞に紹介されました。
   

   


第9回 やまがしごとの会   枝打ち体験U   2月24日(土) 静岡市玉川
今回は、静岡県の65%を占める森林に整備作業の一つの『枝打ち』に焦点を当てます。 

従来の枝打ちは、木材の経済的価値を上げる為の作業と位置付けられていました。
しかし、森林環境整備の観点から見ると、樹冠量を調節することによって
幹の成長を制御することができ、密度管理(間伐)は
生育空間を調節することによってやはり幹の成長を制御できます。
したがって、枝打ちは密度管理(間伐)と組み合わせることによってより
大きな効果を発揮することができます。
枝打ちは間伐とともに林内の光環境を改善し、
下層植生の欠乏を防ぐなど林分の健全性にプラスになります。
また、枝打ちによって林内の歩行、見通しをよくし、林内作業の能率向上を図ることができます。
さらにまた、枝打ちは森林火災において、林床火が林冠火に拡大するのを防いだり、
スギノアカネトラカミキリやスギザイノタマバエなどによる幹の被害を防ぐ効果もあります。
◆日時: 2月24日(土) 9:30〜15:00
◆集合: 静岡市玉川
◆内容: 従来の枝打ちは、木材の経済的価値を上げる為の作業と位置付けられていました。しかし、森林環境整備の観点から見ると、枝打ちは間伐とともに林内の光環境を改善し、下層植生の欠乏を防ぐなど林分の健全性にプラスになります。
 今回の枝打ち体験でも、参加いただいた皆さんの感想に「明るくなった」「気持ちい林になった」と言うものが多数ありました。
 午後のクラフトは、枝打ちした枝を使ったネームプレートとフォトスタンドを作りました。木材は、私たちのアイディアで無駄なく使うことが出来ます。


第8回 やまがしごとの会   お茶摘体験U   7月15日(土) 静岡市梅ヶ島
 7月8日に予定されておりましたが,荒天のため1週間延期になりました。
 天気予報では15日も雨が危ぶまれたものの,すっかり晴れ上がりお茶摘み日和?となりました。
 場所は,昨年と同じ「戸持(梅ヶ島地区の名称)のトシさん(杉山さん)」にお世話になりました。
 今回は一般参加者5名,インストラクター5名がお茶摘みに挑戦しました。インストラクター数名を除いては,皆さん始めてのお茶摘みで,黙々と作業を行いました。作業をしていると,何故か無口になってしまいます。
 天気が良すぎたため,熱中症になるのを心配して約1時間で作業を終えましたが,夢中で摘んだので結構な量が収穫できました。
 午後は,昨年と同じくお茶工場を見学しました。
 ほとんど無人で自動化された機械に感心しながら,設備費が気になったのでした。
 お茶のお土産をもらった後,今度は今年開設予定?の農園公園「ドッグ・ファーム(仮称)」でジャガイモ掘りをやりました。
 梅雨とは思えない暑さで疲れたことと思いますが,初体験とお土産もたくさんできて良かったんじゃないでしょうか・・・?
   

   



第7回 やまがしごとの会   竹林整備   5月14日(日) 有度山
 前日の雨でキャンセルが数組ありましたが,26名の参加者がありました。
 雨上がりで地面がぬかるんでいるものの,午前中は皆さん竹林整備に汗を流していただきました。タケノコを掘るのも竹林整備の一環です。思った以上の収穫で持って帰るのが大変なほどでした。
 お昼には豚汁を作りました。採ったタケノコもその場で焼いて食べることができました。
 午後は,竹のクラフト作りをやりました。竹笛,竹とんぼ,フォトスタンドなど,思い思いの工作を楽しみました。中には竹とスギの皮で帆掛け舟の大作を作ったお父さんもおられました。(帰宅後,帆掛け舟を完成させ写真を送っていただきました)
 竹林整備では泥んこになったものの,皆さんお腹一杯,お土産一杯,そして楽しさ一杯で満足されたことと思います!
   

   



第6回 やまがしごとの会   枝打ち体験   11月12日(土)
雨天のため中止となりました。



第5回 やまがしごとの会   お茶摘み体験とお茶工場見学   7月3日(日)
 今回は、静岡県を代表する農産物『お茶』に焦点をあてました。
 場所は梅ヶ島で,日本一標高の高いところでお茶栽培されているところで,「戸持(梅ヶ島地区の名称)のトシさん(杉山さん)」にお世話になりました。
 梅雨の晴れ間で少し蒸し暑かったですが,日差しはそれほど強くなく,お茶摘みにはちょうどいい天候でした。
 午前中,1時間半ほどお茶摘み体験をしました。参加者は無心に黙々と作業をつづけ,カゴ一杯になっていくお茶に満足しました。
 作業を終え,お昼には地元農家に差し入れしていただいたジャガイモなどに舌鼓を打つこともできました。
 午後は,お茶工場の見学ですが,全て機械化された工場で摘みたてのお茶葉が製品化されるまでの工程を見せていただきました。
 その後,出来立てのお茶を味見したり,針金とアルミホイルで手作りした香炉でお茶の香りを楽しむなど,全身でお茶を満喫できました。
 梅ヶ島の自生茶で作られた「源茶」や,「静岡梅ヶ島のお茶」一番茶のお土産もいただき,大変充実した一日となりました。
   

   


第4回 やまがしごとの会   竹林整備   5月14日(土)
 13名に参加していただき,有度山県有地にて竹の伐採作業を行いました。
 曇り空でしたが,体力仕事をするにはちょうどよい気候でした。約2時間ほどの作業で,数十本の竹を伐り作業場所の林内もずいぶん明るくなりました。
 作業の合間には,タケノコを掘ることもでき,お昼に焼きタケノコに舌鼓を打ちました。
 午後は,伐った竹でクラフト製作ですが,水差や竹とんぼ,竹灯篭など手の込んだものが出来上がり,大変満足そうでした。




竹林整備の様子が静岡新聞に掲載されました。


第3回 やまがしごとの会   シイタケづくり   2月19日(土)
=静岡市梅ヶ島で椎茸三昧=

 前日から雪が降り,梅ヶ島までの道路が凍結すると思われたため,残念ながら中止となりました。


第2回 やまがしごとの会   森づくり(枝打ち)   11月13日(土)
 静岡市落合の大石さんのご協力を得て,枝打ち作業の体験をしました。
 参加者は22名(大人11人,大学生3人,小人2人,幼児1人,インストラクター5人)で,当日は天気も良く絶好の作業日和?でした。
 午前中は11年生ヒノキの枝打ち作業で,清水インストラクターの説明のあと,参加者の皆さんは黙々と作業に勤しんでました。
 午後は見晴らしのいい場所に移動してお弁当を食べたあと,切り落としたヒノキの枝や蔓などを使って「蔓皿」を作りに挑戦しました。蔓皿には,人それぞれの性格が映し出されるようで,一人一人様々な形の蔓皿が出来上がりました・・・。
 皆さん慣れない作業に少し疲れたかもしれませんが,大変満足されたようでした。
 作り上げた蔓皿はどのように活用されるのでしょうか?それを見るたびにこの日のことを思い出していただければ幸いです。
   


第1回 やまがしごとの会      ワサビ作り   6月19日(土)
 安部川流域の横山の集落で,小沢さんのご協力を得て開催しました。
 20人ほどが参加し,好天に恵まれ,午前中はワサビの収穫・植え付けを行い,午後はワサビ漬けづくりを体験しました。
 ワサビ田までの登り路にアゴを出す人もいましたが,終わって,大きなワサビとワサビ漬けのお土産をいただき,参加者の皆さんはとてもうれしそうでした。