◆活動の記録◆

      
          
■森や木と親しむ会 3月開催

(1)第138回森や木と親しむ会の実施
◆日時:3月21日(水)13:30〜14:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(野の花)
◆内容:
野草・樹木アルバムづくり(ホトケノザなど8種)と木のクラフト教室(蒸気機関車)
◆参加インストラクター:藤田(主査)、広野、ほかにボランティア5人
◆参加者:17人

(2)第139回森や木と親しむ会の実施
◆日時:3月21日(水)10:00〜11:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(グリーンヒルズ東山)
◆内容:
野草・樹木アルバムづくり(アセビなど8種)と木のクラフト教室(蒸気機関車)
◆参加インストラクター:藤田(主査)、広野、ほかにボランティア4人
◆参加者:16人











■自然科学系市民活動の集い サイエンスピクニック

日時:
2012年3月10日(土)13:00〜16:00
        11日(日)10:00〜16:30

 17団体、3個人が参加して、それぞれのブースで資料の展示や体験活動の提供をしました。 「森林インストラクターしずおか」は、輪切りの木を使っての名札つくりを実施しました。
  材料の輪切りの木は、井上理事長がキンモクセイ、ツバキ、サクラ、ヒメシャラ、イヌシデ、タンナサワフタギなどの材料で作ってくれました。 また、デザイン用に様々な絵柄を用意してくれました。バーニングペン(ハッコーマイペン)を7本用意して実施しました。

10日は50人、
11日は120人が体験に参加してくれました。

参加会員は、10日井上、内野、越智、大石、青野 11日井上、内野、越智、小嶋、高橋、青野でした。











■第103回 "森で遊ぶ会" 岩本山公園 03/02

参加者 一般 17人     

会員  6名(井上、大澤、越智、小久保、高橋、矢下)  

  降水確率70〜80%の予報でしたが、集合時間までは降られず欠席者もなく、バスは静岡駅南口を定刻より少し早く8時50分に出発しました。渋滞もなく順調に走り、9時50分に公園に着きましたが、ちょうどその頃から小雨が降り出しました。
 現地合流の参加者や会員が全員そろい、簡単な挨拶の後、傘をさして13ヘクタール余の広い公園を落葉樹の冬芽を観察しながら散策しました。
 最初に梅園に行きましたが、今年は開花が遅れており、紅梅はかなり咲いていましたが白梅はほとんど咲いていず、全体としてはまだ2,3分咲き程度でした。
 梅園を散策してから山頂に行き、ヤシャブシの花のつぼみを観察し、まだ咲いていたロウバイを見てから「野生ツツジの森」へ行き、葉の細かいウンゼンツツジを見ました。節部が扁平なクサギの茎などを観察し、「自然教育の森」に下りました。ここではネムノキの隠芽やハクウンボクの冬芽などを観察しました。その後、レストラン近くの展望デッキまで散策して駐車場に戻ったのが11時45分でした。
 雨でこれ以上の観察は無理ということになり、車内で昼食をとり、12時20分に現地合流者と別かれ、帰途につきました。  帰りは富士川楽座によってから、興津・清見寺によりました。清見寺の臥竜梅を見ましたがまだ1輪しか咲いていませんでした。バクチノキには実がたくさんついていました。コウヤマキの球果の先に葉が出ているのを観察し、ハクモクレンの枝の香りを嗅いで、清見寺を後にし、2時半頃に静岡駅へ戻りました。
 あいにくの雨で、富士山の展望も得られず、樹木観察も十分できませんでしたが、不満もなく、参加者の皆さんは雨の中でメモを取られる方もいて、熱心だったのに感心しました。













■森や木と親しむ会 2月開催

(1)第136回森や木と親しむ会の実施
◆日時:2月15日(水)13:30〜14:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(野の花)
◆内容:
野草・樹木アルバムづくり(ロウバイなど8種)と木のクラフト教室(木のアクセサリー(カメ))
◆参加インストラクター:藤田(主査)、広野、ほかにボランティア4人
◆参加者:16人

(2)第137回森や木と親しむ会の実施
◆日時:2月22日(水)10:00〜11:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(グリーンヒルズ東山)
◆内容:
野草・樹木アルバムづくり(ツバキなど8種)と木のクラフト教室(ひな飾り)
◆参加インストラクター:広野(主査)、藤田、ほかにボランティア4人
◆参加者:16人











■森や木と親しむ会 1月開催

(1)第134回森や木と親しむ会の実施
◆日時:1月18日(水)13:30〜14:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(野の花)
◆内容:野草・樹木アルバムづくり(クチナシなど8種)と木のクラフト教室(小鳥)
◆参加インストラクター:藤田(主査)、広野、ほかにボランティア4人
◆参加者:16人

(2)第135回森や木と親しむ会の実施
◆日時:1月25日(水)10:00〜11:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(グリーンヒルズ東山)
◆内容:野草・樹木アルバムづくり(マサキなど8種)と木のクラフト教室(小鳥)
◆参加インストラクター:藤田(主査)、広野、ほかにボランティア5人
◆参加者:16人








■森や木と親しむ会 12月開催

(1)第132回森や木と親しむ会の実施
◆日時:12月21(水)13:30〜14:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(野の花)
◆内容:野草・樹木アルバムづくり(サザンカなど8種)と木のクラフト教室(クリスマスツリーづくり))
◆参加インストラクター:広野(主査)、ほかにボランティア5人
◆参加者:11人

(2)第133回森や木と親しむ会の実施
◆日時:12月21日(水)10:00〜11:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(グリーンヒルズ東山)
◆内容:野草・樹木アルバムづくり(ツワブキなど8種)と木のクラフト教室(お正月飾り)
◆参加インストラクター:広野(主査)、藤田、ほかにボランティア5人
◆参加者:16人









■第102回 "森で遊ぶ会" 丸火自然公園 12/16

1.開催日時:2011年12月16日(金)

2.開催場所:丸火自然公園

3.参加者 :14名

4.インストラクター:
井上(主担当)、荻野(副担当)、 朝比奈、大石、越智、高橋、増田

5.実施概要
 今期一番の真冬並みの寒気が南下していた寒い日の観察会でありました。幸い天気は晴天にめぐまれ気持ちの良い青空のもと、富士山もきれいに見ることができました。
 今回の観察会は葉の落ちた後の冬芽の観察が主となる為、行きの車中で、インストラクターより、配布された解説書をもとに、互生、対生、頂芽、仮頂芽、芽鱗、葉痕、維管束痕、等関連する独特な用語の解説をしてもらいました。 10時頃、丸火自然公園の南駐車場にて、自家用車参加のインストラクターと落ちあい、「万葉コース」沿いに散策を開始しました。すでに、落葉樹の葉、及び実はほとんど落下し、落葉の上をサクサクと音を立てながら歩いてゆきました。 サンショウバラ、クマシデ、アカシデ、コナラ、ミツバウツギ、ツリバナ、サンショウ、シラキ、フジ等その他多数の落葉樹の冬芽をルーペで観察しました。芽のつき方、芽鱗の様子、形、大きさ、そして色等様々に変わっていること、さらには葉痕の形も面白いものがあることが判りました。
 コース一番奥の中央広場は、林に囲まれ風がなく日当たりが良く、ここで、のんびりと昼食をとりました。そしてまだ寒くならない3時頃帰路につきました。 最初は、葉も、実も落ちた裸の木の名前がどうして判るのだろうかと、驚きの声をあげていた人たちもなるほどと納得してくれ、かつ、これからの冬の森の散策にも新たな興味をもってくれた、観察会でした。













■高山・市民の森 森林教室 12/11
観察ウオーキングとミに門松作り>

1 実施日時   平成23年12月11日

2 参加講師名  井上、越智、大石、小嶋、高橋、増田、矢下
     担当者   高橋、矢下 アシスト会員 井上 増田 小嶋 越智 大石      
3 参加者   55人 (大人 20 人、こども 35 人)

4 概要    
@活動概要、 ・申込20家族、キャンセル(子供が風邪)3家族  
AM:5班に分かれて森林観察散策、
PM:ミニ門松作りを行った。
 森林散策は、快晴・無風の中紅葉の仕組み、春を待つ木々の営み、森の大切さ等を学びながら森林浴を楽しんだ。冠雪の富士山も見事で 皆さんに大変喜んで頂いた。
 ミニ門松作りは、正月を前に参加者の関心も高く、子供達が工夫した 前衛的な門松も飛び出したり、2つめに挑戦するお母さんや、帰りに 余った材料を持ち帰る家族等もいて大いに盛り上がった。

A参加者の感想
・春を待つ樹木の営みを聞いて感動した
・落葉した後の幹にいろいろな顔の形があり大変興味深かった
・森への関心が高まった  
・物作りの楽しさを実感した  
・ノコの使い方が上手になって嬉しい  
・タイミングの良い企画だった

B担当者の感想
 市民の皆さんが参加することにより、森林に親しみ、理解してくれて、ひいては森林保護に繋がってゆくので、こうしたイベントは継続することが大事であると再認識した。 ・ 参加者それぞれの感性を活かした門松を仕上げ、達成感溢れる笑顔を見せてくれることは、担当としても大きな喜びを感じるところです。
















■森や木と親しむ会 11月開催

(1)第130回森や木と親しむ会の実施
◆日時:11月16日(水)13:30〜14:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(野の花)
◆内容:
野草・樹木アルバムづくり(イロハモミジなど8種)と木のクラフト教室(クマ)
◆参加インストラクター:藤田(主査)、広野、ほかにボランティア5人
◆参加者:12人

(2)第131回森や木と親しむ会の実施
◆日時:11月30日(水)10:00〜11:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(グリーンヒルズ東山)
◆内容:
野草・樹木アルバムづくり(イロハモミジなど8種)と木のクラフト教室(クマ)
◆参加インストラクター:藤田(主査)、広野、ほかにボランティア4人
◆参加者:16人











■森林インストラクター研修会 11/19,20
木の実のアクセサリー作り>

毎年の恒例、一泊二日の会員相互研修会を本年は東部地区で実施しました。

日時:11月19,20日

場所:伊豆 宿泊地:湯ケ野「国民宿舎かわづ」

参加者:11名 [概要]  

19日:
雨の中2時30分、中伊豆萬城の滝キャンプ場集結。
体験棟にてネイチャークラフト〜シュロの葉、クラフトテープでカエルと噛みつきヘビ作成〜後、国士峠経由で 宿舎5時着。
夕食及びその後の懇談会では原発問題に熱論が飛び交い白熱する。また各自が好みとする樹木について賑やかに論談する。  

20日:
宿舎出発8時半、旧天城峠近く水生地の渓谷にて渓畔林観察。
サワグルミ、カツラ等の高木多し。
〜萬城の滝へ赴き、滝の岩盤を人工的に補強したため物議となった姿を検証。後、滝の下流を観察。カエデ、カタヒバ、ベニシダ、シシラン等、十数種も着生するケヤキの古木、カエデとカツラが合着している珍妙な高木。シラカシ、ウラジロガシの大木、オオバアサガラ、キハダ等々観察。
河原にて昼食後、天城山の主峰・万三郎岳の北3km、標高700〜800mの山中コビサワラ原生林へ。
鹿の食べないシロヨメナ、イヌガシ、シキミ、サクラガンピ等の残存する登路を経て到着。モミ、ヒメシャラ、ケヤキ、ブナ、アカガシ、ミズキ、イタヤカエデなどの巨木からなる殆ど手付かずの鬱蒼たる森の観察。  
萬城の滝へ戻りニホンキバチ(日本樹蜂)によるスギ、ヒノキの荒廃が近年伊豆でも目立つことを紹介。これはこの蜂がスギなどの衰弱木や間伐放置材に産卵する時に産卵管に共生している菌も植え付けられるため、材が星型に変色し木材価値が無くなってしまうもの。これも結局は適正な森林管理がなされぬことに要因があることを言及し3時過ぎ、研修日程を終了し解散する。
初日は激しい降雨でしたが、二日目は雨も上がり、つつがなく行程を終えることができました。
















■高山・市民の森 森林教室 11/13
木の実のアクセサリー作り>

1 実施日時   平成23年11月13日  10:00〜15:00

2 参加講師名  森林インストラクターしずおか    
担当者 青野 朝比奈 
アシスト会員  井上 増田 中川 高橋 越智 小嶋 大石 矢下     

3 参加者        17人 (大人  9 人、こども 8 人)

4 概要
 申し込みは10家族26名だったが3家族8名+1名、合計9名のキャンセルがあった。
  午前中は4班に分かれて森林散策、午後は木の実のアクセサリー作りを行った。
  快晴の中、フィトンチッドのあふれる針葉樹、また紅葉、黄葉を始めた広葉樹の林を散策した。いろいろな植物を、目(見る)、鼻(嗅ぐ)、口(味わう)、手(さわる)で観察したり、紅葉の仕組み、種の拡散の方法を学ぶなど、この季節ならではの観察、学びができた。また「森の恵み」の近くにセンブリの花が咲いており、花を観察したのち少し舌に乗せ、その苦味を味わった。
  午後はカシ類、ナラ類のドングリ、ムクロジ、クルミ、コウヨウザンほか多くの種子を観察しながら参加者それぞれオリジナリティにあふれた携帯ストラップ、ブローチ、ネックレスなどを作って楽しんだ。
  また、幼児はオナモミの実をとばしたり、インストラクターの作ったドングリのコマで遊んだりと、自然のおもちゃに親しんでいた。
  天候にも恵まれ、参加者の皆さんは満足の様子でした。











パレットフェスタ2011へ参加

(1) 日時:平成23年11月13日(日)〜23日(水・祝日)

(2) 場所:静岡県西部地域交流プラザ「パレット」(ザザシティ浜松中央館5階)

(3) 概要
@ 「木の実の森林鉄道」の展示 マツ類・ドングリなど54種類の木の実を展示
A 木の実クイズの実施 20種類の木の写真をパネルに展示し、木の名前とその木に付く実を当てるクイズを実施(参加者35人)










■第101回 "森で遊ぶ会" 小笠山 11/18

開催日時 :2011年11月18日(金)

開催場所 :小笠山 参加者:16名

インストラクター:井上(主担当)、高橋(副担当)、岩崎、大石

内容:  
 予報では降水も懸念された天気でしたが、幸いにして最後まで雨は降らず無事に実施 できました。静岡駅前8時発のマイクロバスは、藤枝で参加者とインストラクターの2人、島田で参加者1人を拾って10時頃小笠山(264m)東登山口駐車場に着き、ストレッチをして登りにかかりました。登り口近くではソヨゴが柄の長い赤い実を沢山つけていてきれいでした。歩きでは小笠神社手前の191段の急な石段には少しこたえた参加者もいたようですが、全員クリア。石段途中と本殿裏のウバメガシの大木、アカガシの大木などに目を見張り、県内では珍らしい寄生植物のツクバネ(ビャクダン科)には歓声も上がりました。途中、タイミンタチバナも多く、ニセジュズネノキ、キダチニンドウ、ウスノキ、ガンピなど普段あまりなじみがない木々、イチヤクソウ、シタキソウ、イワタカンアオイなどの草本も観られました。 神社前で景色を眺めながら昼食をとったあと、小笠池に下り、浮橋渡り、吊橋渡りを楽しみました。この辺りではイワタバコの群落、オオハナワラビ、オオバヤシャブシのべたべたした花芽、ネジキの実などが印象的でした。
 催行最少人数を超えた人々に参加してもらえて良かったですし、皆さん楽しんで帰られたと思います。











■第100回 "森で遊ぶ会"  11/06

開催日時 2011、11、6(日)  10:00〜14:00

開催場所 県立森林公園

参加指導者 藤田 宮津 岩崎 小川 廣野

参加者数 36名  成人21名 小学生10名 小学生未満5名
参加対象者 一般 児童 幼児 児童以下は保護者同伴

プログラム 9:30受付開始 10:00〜14:00

内容、経過
  前日の天気予報では降水確率は高いが降水量が0〜1mmとのため、最悪、炊飯棟 を予定して実施を決める。ただし、雨模様なので参加を決めるのは参加者の意志で決 めていただきたい旨の連絡をする。 その結果当初の予定参加者44名にたいして36 名でした。
 予報に反して当日は12時過ぎまで雨、そのためピクニックガーデンは諦め、炊飯棟 を使用する。そして、散策は取りやめ、最初に花炭を行う。 着火後、40分ほどで花炭 用材のマツボックリなどが焼きあがり、皆さん美しい花炭に歓声をあげていました。
 11:40から燻製をやる。そろそろお腹も空いてくる頃で真剣に取り組んでくれました。 用意した食材はゆで卵とウインナーソーセージ。参加者が持参したハムやちくわ、シシ ャモ等もあり、皆さんわくわくしながらの燻製でしたが、 ほどほどに色もついて香りもあ りました。尚、薫材はサクラとクルミを用意しました。満腹になった笑顔はいいですね。
 13:00頃雨も上がったので、30分程度池の周辺や森の中を散策し、13:30には解 散し、片付け、清掃。











■高山・市民の森 森林教室   10/09
森の散策と輪切り材による動物クラフト作り>

1 実施日時 平成23年10月9日

2 参加講師名  森林インストラクターしずおか    
担当者 井上 俊  上妻 親司
アシスト会員  青野 ダイチ、高橋 健三、増田 将、小嶋 博、越智 寿美子、大石 正教、朝比奈 恵美子      

3 参加者   15 人 (大人 9 人、こども 6 人)

4 概要   
  8家族19人の事前申し込みがあったが、当日2家族のキャンセルがあり、6家族、15人となりました。
   午前中は恒例により高山の森を3班に分割して散策、自然観察を行った。2〜3歳児を連れた家族が多く。頂上まで行けるか心配でしたが、全員が頂上まで行けたようで素晴らしかったです。途中子供さんたちは、ヒノキの球果をひろい嬉しそうでした。ノコンギクやシモバシラの花、ミヤマシキミの赤くきれいな実も観察し楽しく散策できました。
  午後からはヒノキの輪切り材を利用して動物のクラフト作りを実施した。井上講師により用意された材料を使い、作った動物の種類は「ウシ」・「水鳥」・「カメ」・「ネズミ」の4種類で、細かい材料を、見本を参考にしながらボンドで接着し親子共々協力して作品作りを行った。出来上がった可愛い作品を前に全員満足そうな様子でした。











■「親子で体験!木とのふれあい広場」参加報告 10/29

(1) 日時:平成23年10月29日(土)10:00〜12:00

(2) 場所:小笠山総合運動公園エコパ・エントランス広場(袋井市)

(3) 参加インストラクター:井上・中川・高橋・越智・内山・藤田(久)

(4) 概要 次の4種のメニューを実施した。
終始親子連れの参加者(総数215人)でにぎわった。

@ 木の実の森林鉄道の展示・木の実クイズ
マツ類・ドングリなど53種類の木の実を展示するとともに、20種の木の写真をパネルに展示し、木の名前とその木に付く実を当てるクイズ(参加者45人)

A バーニング名札づくり
キンモクセイやアオダモなどの輪切り材に、図案を転写して、電熱ペンで焼いて描く「バーニング」の名札づくり(参加者80人)

B 木のコマづくりとタイムトライアル
市販の丸棒(直径35mm)の輪切り材(厚さ15mm)に、サインペンで彩色し、直径6mmの芯棒を通して木のコマを作り、回転しているタイムを競った。(参加者60人) 最高タイムは、40秒(小学6年生)であった。

C カメのキーホルダーづくり
小さな輪切り材(ヒメシャラ)でカメをつくり、クサリとWリングをつけるキーホルダーづくり(参加者30人)











■第99回”森で遊ぶ会“(富士山麓御胎内) 10/19
富士山麓の紅葉と巨樹を訪ねて・御胎内>

1. 日時:平成23年10月19日(水) 8:00〜17:30

2. 場所:富士山麓
(水ヶ塚公園駐車場〜南山休息所〜一合五勺〜御胎内〜水ヶ塚公園)

3. 参加者:14名

4. 参加インストラクター:井上(幹事)、大石、大澤、越智、増田、小嶋(副幹事)

5. 実施概要 
 当日はあいにく東名高速道路の集中工事の日に当たり静岡〜富士川間は国道1号線も渋滞してバスの目的地となる水ヶ塚駐車場まで約2時間20分かかってしまいました。天候は高曇りでしたがバスからはずっと富士山が望まれました。コースは富士山自然休養林の中の整備された道で明るく歩きやすい道でした。 
 前半の南山休息所までの登りでは、ミズナラとモミの抱き合わせやカツラの巨樹などの中にコミネカエデの紅葉が見事でした。南山休息所の近くにはブナやサワグルミの巨樹が天を仰いで立っていました。南山休息所で昼食をとった後一合五勺まで明るいほぼ水平な道を歩きましたが、途中ずいぶん以前に倒れたであろう風倒木が苔むしていました。 一合五勺から御胎内までは少し荒れた涸れ沢のような道でしたが、ウラジロモミ、カラマツ、イタヤカエデ、ミズナラなどの巨樹の中を下って行きました。御胎内ではほとんどの参加者が御胎内くぐりをしたり、ヤマブドウの味見をしたりして楽しみました。御胎内の近くにはナナカマドの大木が数本あり、たくさんの実を付けていました。御胎内からは約50分で駐車場まで着きました。途中でヤマボウシの実を食べてみましたがアボガドに似た食感でした。紅葉と巨樹とさわやかな空気の中、参加者は満足しておられた様子でした。







     






■浜松花と緑の祭り 参加報告

◆日時:10月22日(土)・23日(日)

◆場所:浜松市内アクト通り

◆概要
 22日は曇り時々雨、23日は10時頃一時的な豪雨(その後は回復)という天候の中ではありましたが、盛りだくさんのメニューを用意して実施しましたので、両日とも一日中賑わい、参加者から好評を得ました。
(1)木のクラフト体験(パズルクラフト・輪切り材クラフト・キーホルダーづくり)
  <参加費100円〜200円>(22日・23日)
(2)木のコマづくり
  <参加費50円>(23日)
(3)「木の実の森林鉄道」展示と「木の実クイズ」の実施
  <無料>(23日)

◆参加者
(1)木のクラフト体験 105人
(2)木のコマづくり 48人
(3)木の実クイズ 35人    計188人(昨年196人)

◆参加インストラクター
内山(23日)、小川(23日)、広野(22日)、藤田(22日・23日)、
ボランティア(22日3人、24日4人)












■森や木と親しむ会 9月開催

(1)第127回森や木と親しむ会の実施

◆日時:9月28日(水)10:00〜11:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(グリーンヒルズ東山)
◆内容:野草・樹木アルバムづくり(フヨウなど8種)と木のクラフト教室(アヒル) ◆参加インストラクター:藤田(主査)、廣野、ほかにボランティア5人
◆参加者:16人








■第98回“森で遊ぶ会” 10/29
食虫植物が見られる森町・町民の森>

1 日 時   平成23年9月16日(金)8:00〜15:30

2 場 所   森町 町民の森

3 参加者   20人

4 参加インストラクター 井上(幹事)、青野(幹事)、越智、高橋、増田

5 実施概要  
 静岡駅前から小型貸し切りバスで出発、国道一号線(バイパス)を走り、途中、藤枝で3人が乗車、掛川道の駅でトイレ休憩ののち、目的地の森町・町民の森につきました。
 森町町民の森は、森町出身の方から山林約40ヘクタールが寄付され、町が整備した自然公園です。
 南ゲート入り口近くのあずまやから散策コースに入り、県中部ではあまり見かけないクロバイ、ネズを見て、ちょっと脇にそれたところでコモウセンゴケが淡紅色の花をつけているところを観察しました。
 ガンクビソウとサジガンクビソウも並んで生えており、違いを比べることができました。
 この日も残暑が厳しく、沢に下ってまた登りのコースで、なかなか大変でしたが、皆さん頑張って歩いてくださいました。
 夕日が見える丘で休憩し、森の泉の近くでは、ホザキノミミカキグサのうす紫色の花が観察できました。
 また、この近くではタチシオデの実も見つけました。
 中央道路の木陰で昼食をとり、午後はせせらぎと水生植物の世界となずけられたコースに入りました。キキョウの花があちこちに咲いていましたが、シランやササユリはすでに種になっており花は見られませんでした。
 タカノツメの果実やクマヤナギを観察し、湿地ではミズギクとサワシロギクが見れました。
 マツムシソウは高山で見るような大きな花でなく色も薄くて貧弱な感じでしたが、こんな低山でも生育できるのかと皆さん驚いていました。
 予定より早くゴール地点についたので、帰りには、森の石松の墓のある大洞院と、地場の野菜などが豊富な掛川道の駅に立ち寄り、午後3時半に静岡駅に到着し解散しました。
 心配した雨にも会わず、静岡周辺では見られないいろいろな植物も観察できて、皆さん満足の様子でした。
         
















■高山・市民の森 森林教室   9/11
森の散策とリース作り>

1 実施日時  平成23年9月11日

2 参加講師名
NPO 森林インストラクターしずおか
担当者  越智壽美子  大石正数
アシスト会員
朝比奈恵美子 井上俊 内野則夫 小嶋博  高橋健三 中川昌昭 矢下博

3 参加者  22 人 (大人 10人、こども 12人)

4 概要
 12家族、34人の申し込みがあったが、当日キャンセルが、4家族あった。
今回は2才以下の幼児と母親という参加者も数組あり、遊びの森と池周辺で遊ぶグループ、高山山頂を目指すグループ、様子を見ながら行けるところまでという3グループに分けて森の散策を行った。
幼児のグループはオオバコの果穗で遊んだりして母親達にも好評であった。
他の2グループは、観察をしながら、無事頂上まで行く事が出来た。樹木の他、タマアジサイやゲンノショウコ、ミズヒキ、キンミズヒキ、ヌスビトハギなど秋の草が観察できた。
 午後は、リース作りを行った。会員の持ち寄った、コウヨウザンやクロマツ、テーダーマツのマツボックリ、クヌギなどのドングリ、トチノミなど他種類の材料は非常に喜ばれた。それぞれ、個性的なリースができ、さらにマツボックリなどで動物の人形を作り、子供達に喜ばれた。
















■森や木と親しむ会 8月開催

(1)第124回森や木と親しむ会の実施
◆日時:8月17日(水)13:30〜14:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(野の花)
◆内容:野草・樹木アルバムづくり(クサギなど8種)と木のクラフト教室(カエル)
◆参加インストラクター:藤田(主査)、廣野、ほかにボランティア5人
◆参加者:23人

(2)第125回森や木と親しむ会の実施
◆日時:8月24日(水)10:00〜11:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(グリーンヒルズ東山)
◆内容:野草・樹木アルバムづくり(サルスベリなど8種)と木のクラフト教室(鯛)
◆参加インストラクター:廣野(主査)、藤田、ほかにボランティア4人
◆参加者:16人



クサギ








■こども樹木博士 8/7

(1) 日時 平成23年8月7日 10時〜15時(午前:樹木観察、午後:試験)
(2) 場所 静岡県立森林公園

(3) 参加者 12人(申込者15人のうち、3人欠席)
  1年生1人、2年生1人、3年生2人、4年生2人、5年生3人、6年生3人。

(4) 参加インストラクター 岩崎、内山、小川、廣野、藤田久(幹事)、望月の各氏6人。オブザーバーとして、山田真弓さん(森町森林組合)が参加。

(5) 認定結果 6級2人、5級1人、初段2人、2段4人、6段3人。

(6) 主催 森林公園運営協議会・NPO森林インストラクターしずおか

(7) 実施の概況
林内も30度を超える暑さの中でしたが、参加者は、廣野さんのわかりやすい説明もあり、テキストを片手に、熱心に取り組んでいました。
その結果、6段が3人誕生しました。1人は40点満点という、驚異的な成績で、インストラクター一同、感心することしきりでした。
その他の6段の方は、39点1人、35点1人でした。
なお、森林公園運営協議会様には、参加者募集・事前の準備・当日の運営などたいへんお世話になりました。厚くお礼申し上げます。  












■森や木と楽しむ会 7月開催

(1)第122回森や木と親しむ会の実施
◆日時:7月20日(水)13:30〜14:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(野の花)
◆内容:野草・樹木アルバムづくり(ムクゲなど8種)と木のクラフト教室(トンボ) ◆参加インストラクター:藤田(主査)、廣野、ほかにボランティア2人
◆参加者:20人

(2)第123回森や木と親しむ会の実施
◆日時:7月27日(水)10:00〜11:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(グリーンヒルズ東山)
◆内容:野草・樹木アルバムづくり(ムクゲなど8種)と木のクラフト教室(トンボ) ◆参加インストラクター:藤田(主査)、廣野、ほかにボランティア4人
◆参加者:16人








■第96回“森で遊ぶ会” 7/31
<自然観察、木のクラフトづくり、ザリガニ釣り>

(1) 日時 平成23年7月31日(日)10:00〜14:30
(2) 場所 浜松市内「佐鳴湖公園」(北岸管理棟及びその周辺)
(3) 参加者 子ども11人、保護者10人、サポーター2人、計23人
(4) 参加インストラクター 青野、廣野、望月、小川(幹事)、藤田(久)(幹事)

(5) 実施内容
@ 自然観察・・・管理棟内で、チョウ・バッタ・セミ・トンボなど8種の昆虫の写真(A4/1枚にプリント)をハサミで切り抜き、板目紙で作った台紙(蛇腹式)に貼り付けさせて、「夏の昆虫アルバムづくり」を行った。そのアルバムと昆虫採集網、虫かごを持って、野外に出、昆虫の採集・観察を行った。
A 管理棟内で、リス・ウサギ・小鳥・チョウとトンボの中から、好きなものを1つ選ばせて、「木のクラフトづくり」を行った。
B 昼食後、管理棟近くの小池で、「ザリガニ釣り」を行った。

(6) 総括 天気予報では雨模様であったが、朝方にパラパラッとしただけで、予定どおり実施でき、参加者は、盛りだくさんのメニューを、家族いっしょに、元気に取り組んでいました。 夏休みの、自然の中での遊びと学びの一助になるものと思います。










■第95回“森で遊ぶ会” 7/15
<安倍峠>

日 時 7月15日(金)7:45〜15:00  
場 所 静岡市 梅ヶ島  
参加者 一般 25人      
森林インストラクター 青野、井上、高橋、早川、増田  

25人の参加申込みで1人の欠席もなく、25人が定刻前の7:40に静岡駅南口の東海軒前に集合しましたので、井上、増田会員が添乗し、丸勇交通のマイクロバスで予定より早く7:45に出発しました。途中、安倍川沿いには合歓の花がたくさん咲いてきれいでした。  

バスはきわめて順調に走り、予定より30分近くも早く安倍峠ハイキングコースの入り口に到着しました。青野、高橋、早川会員が合流し、9:45から歩き始めました。 オオイタヤメイゲツとハウチワカエデの違い、ヒロハツリバナの突き出した4陵の果実、ウメの名がついているけれど花弁が4枚のバイカウツギ、ミヤママタビ、柄のある芽のサワグルミなどを観察し、オオイタヤメイゲツの純林ともいえる安倍峠に11:10に到着しました。途中、地元の人たちがつけた樹名板に間違いが多いので、修正したり、名札を付けかえたりしながら歩きました。また、シカの食害が多いマユミやクマの爪痕も観察しました。

予定よりも1時間近く早く着きましたが、ここで昼食としました。  12:00から午後の部を始め、サルナシの階段状の髄や両性花を観察して山梨県側の林道へ出ました。晴れていれば見える富士山は残念ながら見えませんでした。ここからハナヒリノキやヤマハンノキを見て静岡県へと戻りました。林道沿いにはウツギが満開で、シモツケもちょうど見頃できれいでした。サルチルサンメチルの匂いがするミズメやクロモジの良い香りも嗅ぎました。沢沿いではマユミにシカの食害が多かったですが、林道沿いは乾燥しておりリョウブが多く、そのほとんどがシカの食害を受けていました。イヌコリヤナギやシバヤナギなどを見て、最後に、苞の上に咲いているシナノキの花を観察し、トイレのある駐車場に戻りました。  

これで今日の予定を終え、青野、高橋、早川会員が挨拶をして別れ、13:30頃に出発し、バスで静岡駅に15時頃、無事に戻りました。 快晴に恵まれ、参加者は落葉樹林の美しい緑と澄んだ水の流れに大満足のようでした。















■森や木と親しむ会 6月開催

(1)第120回森や木と親しむ会の実施
◆日時:6月15日(水)13:30〜14:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(野の花)
◆内容:野草・樹木アルバムづくり(アジサイなど8種)と木のクラフト教室(チョウ)
◆参加インストラクター:藤田(主査)、廣野、ほかにボランティア5人
◆参加者:18人

(2)第121回森や木と親しむ会の実施
◆日時:6月22日(水)10:00〜11:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(グリーンヒルズ東山)
◆内容:野草・樹木アルバムづくり(ナツツバキなど8種)と木のクラフト教室(ラジオ体操)
◆参加インストラクター:廣野(主査)、藤田、ほかにボランティア4人
◆参加者:16人










■森や木と親しむ会 5月開催

(1)第118回森や木と親しむ会の実施
◆日時:5月18日(水)13:30〜14:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(野の花)
◆内容:野草・樹木アルバムづくり(ハコネウツギなど8種)と木のクラフト教室(カメとカエル)
◆参加インストラクター:藤田(主査)、廣野、ほかにボランティア5人
◆参加者:17人

(2)第119回森や木と親しむ会の実施
◆日時:5月25日(水)10:00〜11:30
◆場所:浜松市内・社会福祉法人慶成会(グリーンヒルズ東山)
◆内容:野草・樹木アルバムづくり(スイカズラなど8種)と木のクラフト教室(カメとカエル)
◆参加インストラクター:藤田(主査)、廣野、ほかにボランティア4人
◆参加者:15人  










■第94回“森で遊ぶ会” 5/20
駿府公園樹木観察会

日 時 5月20日(金)10:00〜12:00  
場 所 静岡市 駿府公園  
参加者 一般 42人      
森林インストラクター 青野、井上、内野、越智、上妻、小嶋、高橋、増田  

今回の催しは静岡新聞に載らなかったので、参加者が少ないのではと思っていましたが、意外に参加者が多く、10時には42人となりました。
最初は3班に分かれて散策するつもりでしたが、急遽4班に分けて実施することになりました。班ごとに森林インストラクターが2名ずつついて公園内を散策し、樹木観察を行い、12時に終了しました。
好天に恵まれ、新緑が美しく、気持ちの良い観察会でした。
参加者も満足したようで、また秋にもという希望が多くありました。 参加者の最高齢者は90歳で、地域別では次のようでした。
静岡市葵区 26人 駿河区 6人 清水区 7人  その他 焼津市 1人 藤枝市 1人 金沢市 1人

参加者のことば
先日は駿府公園での観察会ありがとうございました。
50年も静岡市に住みながら それも一時期県庁に勤めておりましたが駿府公園があんなに素晴らしい所だとはしりませんでした。
これからはいろいろ参加させて頂きリフレッシュしたいとおもいます。                          焼津市三ケ名   62歳女性   












■高山・市民の森 森林教室 5/8
<森の散策とバームクーヘンづくり>

1 実施日時   5月8日 10時〜14時30分

2 参加講師名  森林インストラクターしずおか    
  担当者 小嶋、中川
  アシスト会員 青野、朝比奈、井上、内野、大石、越智
           上妻、杉山、 高橋、中山、萩野、早川、増田
           矢下、柳田(15名)

3 参加者     76人 (大人 36人、こども 40人)

4 概要   (活動の概要、参加者の感想など)  
午前中は、6班に分かれて森の散策をした。
当日は晴天に恵まれ参加者は、周りの山の新緑を眺めながら、小鳥や風の音のBGMの中インストラクターによる森の大切さや、植物の役割、見分け方などの説明を受けながら散策を楽しんだ。

午後からは、お楽しみのバームクーヘンづくりに家族で挑戦した。
出来上が ったバームクーヘンは端の部分を試食した後、各参加者がお土産として持ち 帰った。子供達に感想を聞くとバームクーヘンを焼いたり、粉を混ぜたりす るのが楽しかったとのことだった。参加者も多く、家族の協力し合う姿が見 られ大盛況であったと思われた。












■第93回 森で遊ぶ会 4/22
<スプリング・エフェメラルを訪ねて>

日 時 4月22日(金)8:00〜16:00
場 所 富士宮市 朝霧高原および山宮浅間神社周辺
参加者 一般 24人
森林インストラクター 青野、井上、内野、越智、高橋

25人の参加申込みでしたが1人不参加で、24人が静岡駅南口の東海軒前に集合し、井上、越智会員が添乗し、丸勇交通のマイクロバスで出発しました。東名高速と西富士道路を通って朝霧高原・道の駅に向かいました。心配した天気も薄日が差し、富士山も見えてきました。富士宮市内に入ると桜やコブシが満開で、きれいでした。

9:30に道の駅に到着し、青野、内野、高橋会員が合流し、9:45から歩き始めました。道端に咲くタチツボスミレやイヌナズナ、キジムシロなどの花を見ながら行き、木本ではドクウツギのたくさんの側芽や四角い枝、コクサギのかわいい果実などを観察しました。樹林に接するように東海自然歩道に入ると、アブラチャンが多く、黄色の花が満開でした。そして静岡県レッドデータブック(以下「RDB」とする)で絶滅危惧U類とされているキスミレも見つかりました。

樹林に入ると、獣道やシカの食害などが見られ、ニリンソウやエンゴサクなども見られましたが、まだ花は見られませんでした。小さなセントウソウが白い花を咲かせ、ユリワサビがひっそりと咲いているのが見られました。

モノレールの基地近くになるとニリンソウの花が見られるようになり、基地周辺にはニリンソウもアズマイチゲもキクザキイチゲも咲いており、参加者の皆さんは歓声をあげて観察したり、写真を撮ったりしていました。ニリンソウとトリカブトの葉の違いも熱心に観察していました。

モノレール基地から先に進むと、ヤマエンゴサクなども咲いており、花の咲いているキバナノアマナが見つかりました。キバナノアマナは県RDBで絶滅危惧U類になっている珍しい植物です。

さらにミヤマキケマンなども見て、東屋に到着して昼食となりました。曇ってきて少し寒くなり、昼食時間を早めに切り上げ、道の駅に戻りました。

道の駅ではすぐ横の公園に植えられたキスミレがたくさん咲いており、それを見てからバスに乗り、山宮浅間神社へ向かいました。途中、シダレザクラやサトザクラがたくさん植えられているところがあり、それらが満開で、嘆声が上がりました。

山宮浅間神社の少し手前の所にイチリンソウの群生他があり、バスを降りて観察しました。イチリンソウはちょうど満開で、ニリンソウも多くヒトリシズカも咲いていました。

再びバスに乗り最終観察地の山宮浅間神社に到着しました。境内にはイチリンソウ、ニリンソウ、エイザンスミレ、ウラシマソウ、クサノオウ、シャガ、ジロボウエンゴサクなど、多くの花が咲いており、熱心に観察されていました。

これで今日の予定を終え、青野、内野、高橋会員が挨拶をして別れ、3時頃に出発し、バスで静岡駅に予定した4時少し過ぎ、無事に戻りました。

心配していた天気もまあまあで、花も予定していたものはほとんど咲いており、それ以外のものも見られ、幸いでした。バスの中でも今日の観察会はとても良かったと、大好評でした。また、アンケートをしたところ、今後も参加したいとの希望が多くあり、これからもバスでの観察会を計画したいと思います。


アズマイチゲ


キバナノアマナ


イチリンソウ


キスミレ






平成22年度の活動一覧はこちらをご覧ください。

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