高山・市民の森 森林教室実施報告<天ぷらパーティー>
- 実施日時 令和6年5月12(日) 10時~14時
- 実施題目 森の散策、及び天ぷらパーティー
- 参加講師名 森林インストラクターしずおか
- 主担当: 小嶋、朝比奈
- アシスト: 青野、芦澤、足立、宇高、大石、越智、小久保、小長井、佐野、杉山、高橋、早川、矢下
- 参加者 13グループ、36人
- 概要 曇り空だったが午前中は雨も降らず、また気温もそれほど高くなく快適なイベント日和であった。参加者には5つの班に分かれて頂き、班ごとにインストラクターのガイドで森を散策してもらった。散策では自然観察をしながら、天ぷらになりそうな木の芽や野草を集めて歩いた。こうしてそれぞれの班で集めた食材に加え、担当者があらかじめ集めておいた山菜も持ち寄り、それを天ぷらに揚げて昼食時のおかずとして楽しんでもらった。
この天ぷらパーティーは毎年人気があって、今回も参加者は抽選で選ばれた方々だけになってしまった。それでも参加者は大勢になったが、今回はガイドするインストラクターも多かったので、5つの班にそれぞれ2人以上のガイドを配することができた。参加者は家族連れだけでなく、成人のグループやシニア層の方々も多かった。ガイドするインストラクターは、それぞれ班ごとにそのメンバー構成に見合うようにコースや内容を決めて散策に臨んだ。
昼前には各班が散策を終え、それぞれに「収穫物」を手に戻ってきた。それを更に担当者が「鑑定」して、班ごとに割り当てられたテーブルでそれぞれに天ぷらづくりを楽しんでもらった。今回食材になったのは、タラの芽をはじめ、ハナイカダ、サンショウ、ヤマグワ、アケビの芽、オオバコ、ドクダミ、ユキノシタ、ハハコグサ、ハルジオン、ヨモギなどだ。それぞれに昼食でそれらを味わって楽しんでもらった後に、山菜集めで混同しやすい毒草の見分け方などの注意点を全員に説明して今回のイベントを終えた。
むろん散策の主眼は「食材集め」ではなく、いつものように自然観察を通じて自然の面白さや不思議さを知ってもらうことにあった。それらを記した散策の様子は、班ごとにまとめた詳しい報告(↓)があるのでそれもご覧戴きたい。
詳しくはこちら ⇒ http://shinrinshizuoka.com/wp-content/uploads/2024/05/高山実施報告(山菜天ぷら)202405.pdf