第216回・森で遊ぶ会(寸又峡)実施報告
日時: 2025年11月12日(水) 10時20分~15時(現地)
場所: 寸又峡(静岡県・川根本町)
参加者: 18名(静岡市 14、藤枝市 4)
担当幹事: 小久保、大石
アシスト会員: 青野、小嶋、小長井、杉山、間庭
実施状況の概要:
大井川上流の寸又峡は観光地として有名で、とりわけ紅葉のこのシーズンには大勢の観光客が訪れる。しかし途中の道が狭く、自分の車で行くのは心配という方も多いに違いない。当然大型バスは通れないので、今回は中型バスで現地に向かうことにした。我々は景色を見るだけでなく植物観察も大きな目的なので、現地で4時間以上をかけゆっくりと植物観察をしながら対岸の展望台まで往復する計画を立てた。 
寸又峡と言えば「夢の吊り橋」で対岸に渡るプロムナードコースが有名だが、観光客で混雑する可能性があり、また対岸では300段あまりのきつい階段を登らなければならない。そこで希望者のみ吊り橋を渡るコースを選択いただき、その他の方には林道をぐるっと回って飛龍橋を渡る平坦なコースを案内することにした。
しかし実際には、吊り橋への降り口で希望者を募ったところ、全員が吊り橋コースを選択するという話しになった。ユラユラ揺れる長い吊り橋、そしてその後に心臓破りの階段登り... これには往生した方も出たようだが、皆さん何とか無事に対岸に渡りきってくれた。また紅葉最盛期にはまだ少し早かったせいか、混雑もなく比較的短い待ち時間で吊り橋に入ることができた。
前日までの天気予報では晴れが期待できたが、実際には陽射しは一時的で雲が厚く寒かった。それでも風がなく、また皆さん吊り橋コースのエクササイズですっかり身体が温まったようで、寒さに震えるようなこともなかった。遅れていた今年の紅葉だが、最近の冷え込みでそれも急速に進んだようで、前日のニュースでは寸又峡も見頃になったと言っていた。総じて紅葉の遅いカエデ類は紅葉が始まったばかりだったが、一つの枝葉の中で緑~赤に移り変わるグラデーションが見られたり、逆光で見ると緑の中に黄色や赤が際立って見えたり、またいつもと違う美しさを見せてくれた。
今回の企画に際し、幾つか観察の「目玉」を設定しておいた。先ず、紅葉としてはその色合いが独特で美しい「メグスリノキ」、そして岩壁に咲く可憐な草花として「イワシャジン」と「ダイモンジソウ」、更に普段はなかなかお目にかかれない「ケンポナシ」と「オオウラジロ」の果実などだ。とりわけケンポナシの果実は、そのグロテスクな外観からは意外とも言える甘味を体感していただきたいと思った。 結果としてはそれぞれに楽しんでいただけたようで、多くの方に「楽しかった」と言っていただけた。
詳しくはこちら ⇒ http://shinrinshizuoka.com/wp-content/uploads/2025/11/第216回森で遊ぶ会(寸又峡)・実施報告書.pdf
