講師派遣・実施報告(里山学習施設「里の家」)
- 実施日時 令和8年3月22(日) 9時~14時30分
- 実施場所 浜松市浜名区都田町1642
- 実施主体 一般社団法人 里の家
- 派遣講師 NPO森林インストラクターしずおか 小長井 賀之
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- 参加者 里の家代表1名、児童3名(小学4年生2名、小学6年生1名)
概要
里の家は、2005年より活動している里山学習施設である。 築後約130年の古民家と周辺の畑、標高約30mの整備された山を活用し、里山の生活体験や自然体験活動を通じて、その文化や知恵を次世代へ継承することを目的とした活動を行っている。

今回の活動内容は、二泊三日のキャンププログラムの一環として予定された「アロマ樹木の植樹、およびいろいろな樹木の観察」である。
当初予定された講師が参加できなくなり、当会に臨時講師派遣の依頼があった。当日は樹木観察の指導を当方が担当、その他の活動は施設代表が指導するという分担で実施された。
具体的な内容は以下のようなものであった。
- 参加児童の案内による「森のコース」の下見
- 植栽作業(クロモジの苗の植え替え、イロハカエデの植栽)
- 参加児童と森のコースで樹木観察(講師が担当)
- 昼食(古民家にて自家製味噌の味噌汁、お好み焼き、ルイボスティーなど)
- ドライフラワー作り(ミモザ、レンギョウ、ローズマリー)
- 自由時間(古民家内での児童との交流)
樹木観察
山頂までの森のコースで実施した。参加児童の理解度や関心を踏まえ、専門的な解説よりも五感を活用した体験型の内容を重視した。具体的には、ヒサカキ、アセビ、ミツマタ等で花の匂いを嗅いでみる、シキミ、ヤブニッケイ、シロダモ等で葉の匂いを嗅いでみる、またツルグミの葉などに触れて葉の質感を感じてみる、などだ。こうした体験に対して児童達は概ね良好な反応を示し、においの違いに気づいたり、その理由を考える様子も見られた。
また児童は「○○は私がやりたい」と言うなど、主体的に取り組む様子も見られた。更に、駆除されたオオスズメバチを埋葬するなど、生命に対する関心や配慮が感じられる場面もあって、指導する者としては子ども達の感性の豊かさを感じる経験にもなった。
詳しくはこちら ⇒http://shinrinshizuoka.com/wp-content/uploads/2026/03/20260322_「里の家」講師派遣事業 実施報告書.pdf
