高山・市民の森 森林教室実施報告<天ぷらパーティー>

  1.  実施日時   令和3年5月16日(日) 10時~15時

  2.  実施題目  森の散策と天ぷらパーティー

  3.  参加講師名  森林インストラクターしずおか
    • 主担当:     朝比奈、小嶋、中川
    • アシスト: 青野、大石、越智、小久保、佐野、杉山、高橋、早川、望月、矢下
  4.  参加者 8グループ、27人 (大人15人、子ども12人)

  5.  概要  

    午前中は自然観察しながら森の散策、午後は散策で集めた野草や木の芽などを天ぷらにして、昼食で賞味した。

  •  毎回この天ぷらイベントは人気が高く、参加者も定員の3倍近い応募の中から抽選で決まった。ただあいにく天候が崩れてくる予報となり、参加のキャンセルが多くなることも心配された。しかし大半の方々が参加され、また幸運にもイベント中は雨にも降られなかった。密を避けるため参加者は家族毎になるように6つの班に細分し、それぞれにインストラクターを配した。屋外でもマスクをつけたまま散策していただくなど、感染対策には注意を払いながら実施した。

  •  散策に出発前には、山菜採取に当たっての注意事項を聞いてもらった。天候が今一つだったのと、食材を集めながら歩くということもあって、大半の班では山頂登山ではなく、中間展望台や池を巡るコースを散策した。大人だけの家族の班もあれば、幼児も交えた家族の班もあり、それぞれに合わせたメニューで自然観察と食べられる植物の採集を楽しんでもらった。

  • 天ぷら用に集めたものは、ユキノシタ、ドクダミ、オオバコ、ヒメジョオン、ハルジオン、ヨモギ、タンポポなどの野草、それにクサギ、ハナイカダ、タラノキ、クロモジ、アマチャヅル、アケビ、サンショウ、オカウコギなどの芽や若葉だった。このうち天ぷらにして好評だったのは、やはりタラの芽、それにクサギだった。ドクダミは匂いが抜けきれず、イマイチだったようだ。

  • 天ぷら揚げの作業については、例年鍋やコンロを共用するなどして、ある程度まとまってやっていただいていた。しかし今年は密を避けて班ごとに離れた場所に道具を多数設置し、班ごとに天ぷら揚げの作業をしていただいた。事前の準備もその分だけ大変だったが、コロナ禍の中でも安心して食材を扱うイベントを楽しんでいただけたのではないかと思う。

詳しくはこちら ⇒ http://shinrinshizuoka.com/wp-content/uploads/2021/05/高山実施報告書(天ぷら)202105.pdf


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