第178回・森で遊ぶ会(駿府城公園)実施報告

日時: 令和3年5月25日(火) 9時半~11時半

場所: 駿府城公園(静岡市葵区)

参加者: 合計 22名(静岡市 18、藤枝市 3、島田市 1)

担当幹事: 小嶋、杉山

  • アシスト会員: 青野、大石、越智、小久保、高橋、早川、矢下

実施状況:

  • 例年に比べて早い梅雨入りだったが、当日は晴天に恵まれ熱中症の心配が必要なくらいだった。またコロナ禍の中での観察会なので、《密》を避けるため参加者を3人ずつ程度のグループに細分し、それぞれにインストラクターを配してグループ毎に行動してもらった。

  • 駿府城公園の樹木観察会は過去にも数回実施しているが、今回は初めて「紅葉山庭園」にも入園して、人工の庭園の中での植物も観ていただいた。途中に紅葉山公園をはさんで巽櫓の所から二の丸付近まで、主に堀端の道を歩きながらいろいろな樹木を観察した。

  • この会の参加者は殆どがリピータで、植物には詳しい方が多い。中にはインストラクターもたじたじとなるようなベテランもいらっしゃるので、通り一遍の話にならないよう、それぞれのガイドは工夫をこらした解説に努めたようだ。例えば、接写レンズを使ってモチノキ科の小さな雄花と雌花の違いを拡大して見てもらったり、植物学とは縁の無い雑学も駆使して参加者の注意を引いたり、また駿府城の歴史を紐解きながら解説をしたり、といった具合だ。

  • 今回特に皆さんの関心を引いたものは、マツグミ(マツ等に寄生するヤドリギの仲間)、ポプラ、シナサワグルミ、ホルトノキ、トキワギョリュウ、コウヨウザンなどの樹木、それとこの公園のシンボル的な存在のフタバアオイだった。また梅雨時に咲くテイカカズラの花が満開で美しく、植栽された草花も印象的だった。

詳しくはこちら ⇒ http://shinrinshizuoka.com/wp-content/uploads/2021/05/第178回森で遊ぶ会(駿府城公園)実施報告書.pdf


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